患者さんを幸せにするために情報を伝え続ける

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

先日、N H Kのクローズアップ現代+「【ライブコマース】コロナ禍に“爆売れ”消費者の心をつかむ」という番組をみました。

ライブコマースとはインターネットを活用した双方向の物品販売の方法です。

「ライバー」と言われる販売員が様々な工夫をしながら販売する姿が印象的でした。

この番組ではコロナが落ち着いた後にはライブコマースはどうなるのか、何に気をつけていけば良いのかというテーマで話が進みました。

その中で、ジャパネットたかた創業者の高田明さんのインタビューがあり、その本質をついたお話に思わずうなずいてしまいました。

ライブコマースに限らず、ビジネスをするために人に情報を伝える時の最も大切なことを話されていたように思います。

もちろん、クリニックが患者さんに情報を伝える時も同じです。

いくつか高田さんの言葉を引用させていただきます。

-以下引用-

人の幸せに寄与するビジネスかどうか、すべてそこからスタートするんじゃないか、そこに尽きるんじゃないかと僕は思いますね。

ものというのは、人の人生を豊かにしていくという、 “生き物”なんですね。ライブコマースというインターネットを駆使した便利で、すばらしい販売ツールで、そうした価値観が生かされてくるかが、これからの課題かなという気がします。

商品を徹底的にいろんな角度から考えてわかりやすく伝え、消費者の方に価値を納得して買っていただく。

「売る」ということは、「その商品を通して本当に人を幸せにする」ということ。この部分だけは絶対にぶれない。伝え手(ライバー)にも責任があります。それを提供する会社にも責任があります。そして、そのあとのアフターケアをする会社にも責任があります。もちろん、プラットフォームの責任もあります。

自分はただ売っているだけの人間ではないと、「人生のすばらしさを売っているんだ」という想いで一生懸命、頑張っていくのが大事だと思いますから、ぜひ皆さんの伝わるやり方で、世の中を幸せにしていただけるように頑張っていってほしいと思います。

-引用終わり-

自院を受診していただけると、その方にとってどんな良いことがあるのか、どんな状態になれるのか、をわかりやすく伝え続けることが大切だということを再認識しました。

高田さんのインタビュー記事は以下でお読みください。

“レジェンド” 髙田明さんに聞く ライブコマースの可能性とは?

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