理事長、理事は退職金がもらえますが積立はどうされていますか?

10年近く前に開業された先生のご相談におうかがいしました。医療法人設立は6年ほど前とのことでした。

業績は順調で、院長先生の意思で収入もコントロールできる状況です。財務体質も素晴らしくキャッシュフローも潤沢です。(というよりも法人にキャッシュが残りすぎているきらいがあります。)

私どもがお手伝いできることがあるのかな?という感じでしたが、先生からはいろいろとご質問をいただき一つ一つお答えしていきました。その中で理事長・理事退職金の質問があり、もちろん理事を退任される時には退職金を受け取ることができますとお答えしました。退職金の積立はどうされていますか?とおうかがいしたところ、預金で貯めていらっしゃるとのこと。生命保険などは利用されていないのですか?とさらにおうかがいすると、税理士さんからも保険に入ったらどうですか?と薦められたことがあったけれど、保険は好きじゃないので加入していませんとのお答えでした。

医療法人を設立して、退職金をもらわないのは大きな損ですし、また適切な保険を活用しないと意味がなくなってしまいます。その意味をご説明し、保険はあくまでも医業経営を良くするためのツールですと説明をさせていただきました。院長先生もなるほど!とご納得いただいた様子でした。適切な保険による退職金積立のサポートをさせていただくことになりました。

院長先生ご納得の理由は次回以降に説明いたします。

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