クリニックがガラパゴス状態になっていませんか?

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

ガラパゴスのように独自の進化を遂げたクリニックがある

多くのクリニックの経営相談をお受けする中で、「ガラパゴスクリニック」と命名したいようなケースがあります。

良い方向に行けば良いのですが、普通のクリニックや一般社会では非常識と思われることが、そのクリニックでは当たり前のことになっていて、注意をされても誰も問題だと思わないようになるとやっかいです。

クローズの社会であるクリニックの中で独自のルールができていき、別の世界を形作っている。

あたかもガラパゴス諸島の生物が独自の進化を遂げたような状態なので、「ガラパゴスクリニック」という名前が浮かんできました。

「ガラパゴスの生物は独自の世界でちゃんと生きているのだから問題はないだろう。」

と考えることもできますが、あるキッカケで大きな問題が発生することがあるのです。

常識的で優秀なスタッフがすぐに辞めてしまうクリニック

そのキッカケとはスタッフの退職です。

退職に伴い、新たなスタッフを採用すると、すぐに辞めてしまうことが多いのです。

しかも、常識的で優秀な人が辞めてしまう。

その理由は、ルールが非常識で今までそのスタッフが築き上げてきた価値観や考え方とあまりにもかけ離れているからです。

そして、非常識な価値観を持ったスタッフだけが残っていく。

こんなクリニックがうまくいくはずはないですね。

クリニックを開院する時、院長先生は経営の経験をしたことがありません。そのクリニックに社会経験が乏しいスタッフが入職するとこんなことが起こってしまうことがあります。

こんなケースは稀かもしれませんが、時々自分のクリニックがガラパゴス化していないか、外部の声を聞いてみると良いかもしれません。

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