医師としてのライフスタイルを考える

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

このところ年齢を重ねられたドクターのご相談を受けることが続いています。

また、ご高齢になられたお身内のドクターのお話を耳にすることも多くなりました。

お話をお聞きして感じることは、

「ライフスタイルを変えることは難しい」

ということです。

還暦を迎えた私自身もこのことを日々痛切に感じています。

ライフスタイルを辞書で引いてみると以下のように書かれています。

「生活の様式・営み方。また、人生観・価値観・習慣などを含めた個人の生き方。」

人生観・価値観・習慣などは生まれてからずっと身につけてきたものですので、これを変えることはなかなか難しいですね。

そもそも、自分がどのような人生観・価値観・習慣で生きているのか客観的に把握すること自体が困難です。

そして、それが今後の自分の人生にとって好ましいものかどうかもよくわかりません。

しかし、年齢を重ねるごとにライフスタイルを着々と変えているドクターも少なくありません。

私の知人で60代半ばのドクターがいます。

医師になった当初はバリバリの外科医で、当時最先端だった手術を数多く施術されてきました。

しかし、多くの患者さんとふれあう中で様々な疑問が出てきて、自分の目指す医療は何かを考え追求し続けてこられました。

様々な試行錯誤を重ねて、自分独自の医療を作り出し、現在も改善し続けています。

現在はマンションの一室で、1日数人の患者さんを診療されていますが、いつも活き活きとされ人生を楽しんでおられるようです。

この先生の人生観・価値観はこのようなものなのではないでしょうか。

「患者さんの治癒に役立つ医療を行う。そのために自分の能力を活かし、変化・成長し続けることに人生の意味がある。」

「お金は自分が生きていくのに必要なものがあればよい。」

「医師人生に終わりはない。」

この先生ご自身も若い頃には出世や名誉やお金などに価値を感じておられたのかもしれません。

そして、人生の中で様々な経験をしていくうちにこのような生き方をされるようになったのではないでしょうか。

これは一つの例で、他にも様々な価値観や生き方があると思います。

そして、それはどれが良いとか悪いとかというものでもありません。

自分のライフステージや状況によって変わることもあるでしょう。

皆様も人生の転機にこのようなことを考えてみられてはいかがでしょうか。

「医師として一生現役を目指す」というテーマでお話をしていますので、以下で御覧ください。

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