【今日の質問】クリニックに勤務している医師です。あるクリニックの購入をすすめられました。営業権は減価償却できるので、当初収支がとんとんでも可処分所得は大きいと言われています。本当でしょうか? 【答え】はコチラ⇒

こんにちは。

ドクターよろず相談所の近藤隆二です。

今日のご質問はクリニックに勤務されている先生からいただきました。

あるクリニックを購入して開院することをすすめられています。

クリニックの備品以外に多額の営業権も購入する内容になっています。

営業権は減価償却ができるので、「当初利益が出なくてもお金は手元に残ります」と言われています。

本当なのでしょうか?

というご質問です。

【答え】

営業権が償却できるということは本当です。

しかし、利益が出なくてもお金は手元に残るかどうかは、事業計画をきちんとたてて確認しましょう。(最終的にお金がいくら残るのかを計算してください。)

営業権は償却資産になり、一般的に5年で償却することになります。

減価償却費はお金が出ない経費ですので、利益に減価償却費をプラスしたものが手元に残るお金になるという考え方は正しいです。

しかし、その逆に経費にならなくてもお金が出ていくケースがあります。

代表的なものは借入金の返済元本です。

クリニックを買う時に自己資金で購入した場合には利益がなくても手元にお金が残るかもしれません。

しかし、もともと自分のお金であったものが少しずつ戻ってくるということです。

借入をして購入した場合には利益に減価償却費を加え、借入金返済元本を引いたものが手元に残るお金になります。(利益が出た場合は税金を支払うことも考慮しましょう。)

この場合には手元にお金が残らないばかりか、マイナスになることも考えられます。

状況によって手元に残るお金の額は変わってきますので、きちんと事業計画(手元に残るお金を含む)をたてて確認しましょう。

注意:

この答えは考え方の概要を書いたものです。営業権の減価償却や事業計画等については税理士さん等の専門家に確認してください。

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