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医療法人を設立したら生命保険に入らなければならないのか?

投稿日:2016年07月26日/最終更新日:2016年07月27日

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

先週末にクリニックのお金に関するセミナーで話をさせていただきました。

会場に早めに来られたドクターに、

「今日来られた目的は何ですか?どのようなことを知りたいですか?」

と質問をすると、

「医療法人を設立したばかりだが、お金が足りなくて苦労している。医療法人設立前よりもお金が苦しいので、なぜだか知りたい。また、税理士や周りの人から医療法人は生命保険に入るのが最大の目的なので、早く加入することを強く勧められているのだが、迷っている。」

との答えをいただきました。

今回のセミナーはお金が手元に残る仕組みをお伝えする内容でしたので、ちょうどよいタイミングでした。

そして、生命保険に関しては、

「加入は慎重に考えてください。加入するタイミングをよく考えるようにしてください。」

とお伝えしました。

このようなケースはこれまでに何度となく経験してきました。

まるでデジャヴです。

生命保険が経費になることが医療法人を設立するメリットの一つであることは確かです。

しかし、それが最大の目的ではありません。

もっと、根本的な活用方法を考えることが先決です。

医業経営と院長先生の家庭の生活の両面から考え、理事報酬はいくらにするのか、医療法人の利益はどれぐらい必要なのかを考えることが第一です。

医療法人を設立して間もない時期は、法人にはあまりお金がないことが一般的です。

医療法人を設立するときに拠出する基金はできるだけ少なくしますし、クリニックを新たに開設するのでゼロからお金を貯めていかなければならないからです。

理事報酬と医療法人の利益の最適のバランスを考えたのちに、医療法人で生命保険料を払う余裕があるのか、払えるとしたらいくらまでなら払えるのかなどを考える必要があります。

もちろん、必要な保険に加入することは大事です。

しかし税理士の中にはお金が不足していても、銀行から借り入れをしてまで多額の生命保険に加入させようとする人もいるようです。

これは現在苦しい資金繰りをさらに苦しくさせることになりかねません。

こんなことをするようでは、クライアントの成果のためではなく、自分の利益のために生命保険を勧めているのではないかと思ってしまいます。

残念ながらこのようなスタンスで仕事をしている税理士事務所もありますので、注意してください。

そして、不審なことを感じたらセカンドオピニオンとして他の専門家に相談されることをお勧めします。

当社ではこのような不安を解消するためのサービス

医療法人100%活用支援パッケージ

を用意しております。

ぜひご利用ください。

 

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