【お客様の声】クリニックを開院するための経営講座・入門編

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

クリニックを20年以上経営されている院長先生に「クリニックを開院するための経営講座・入門編」を受講いただきました。

そのご感想をいただきましたので、紹介させていただきます。

これからクリニック開院を検討される方のご参考にもなると思いますので、ぜひお読みください。

この先生は大変素晴らしい経営を継続されてきました。

その結果、財務も非常に安定した状態でコロナの影響を受けてもびくともしない状況です。

そのような優良クリニックでも、経営の悩みはいつまでも尽きないのだなということを再認識させていただきました。

【神奈川県 I先生】

【第1講「厳しい時代のクリニック開院 院長の行うべきこと ~経営者としてクリニック全体を整え続ける~」のご感想】

勤務医と開業医が違うのは、医師とスタッフの接遇能力を絶えず高めること、患者の負担が高すぎないように各科のレセプト平均点数を意識することなどです。

患者さんによって求めているものが違うので、それをいかに早くしっかりと把握して、満足してもらう診療に繋げることが大切ですね。

私は、患者さんが求めていること以上のことをするようにしています。

開業される医者には、全体の様子が分かってもらえそうです。

コ・マ・チの考え方は全体を把握するのに役立ちます。

私が開業する前に最重要だったことは、何より資金をどうすれば借りられるかでした。

今のコロナの時代、もっと資金の借り方と返済できるかどうかが大切ではないでしょうか?

最近の銀行はどうか分かりませんが、私の時には貸し控えがひどくて、直前まで開業出来るかわからないけど状況でした。

現在のコロナの時代、経営が厳しくて、多くのクリニックと大半の病院は資金を借りたり、補助金で補填しており、これが最重要課題になっています。

このテーマを取り上げられたら、タイムリーでもありいいと思います。

【第3講「良いチーム作りはクリニック経営の礎 ~スタッフ採用とマネジメントの手法~」のご感想】

耳が痛い話がたくさん出て来て反省させられました。

私のクリニックには、社労士にが作成した就業規則ありますが、就業時間の問題があり、満足なものではありません。

担当者の知識が古くて就業規則が時代に合っていません。

出来れば社労士を変えたいと思っています。

クリニックは女性の職場だということが特別です。

開業医が男性の場合が多いのですが、その場合院長以外は全て女性になります。

この状態に慣れている男性はまずいません。

そのため、多くの女性スタッフとどう付き合って行けばいいのか分からないのが本音です。

知り合いの女性医師達はスタッフと本音で話合い、上手く付き合っているようにみえます。

男性には本音で話せますし、普通に叱れますが、女性の場合はどうすれば良いのかよくわかりません。

叱るとすぐに泣くスタッフもいましたし、 どう付き合っていけばいいのか、ガラスのグラスを扱っている感じで自信が持てないのです。

スタッフの話を聴くことが大切だと言うことが改めて分かりました。

なかなか時間が作れない状況ですが…。

I先生、貴重なご感想をいただきありがとうございました。

第1講のご感想、資金の借入と返済、資金をいかに手元に残していくかはクリニック経営を継続するために最も重要なことです。

いかに患者さんに選んでいただき、利益を出していくのか。

このテーマについては第2講、第4講で詳しくお伝えしています。

第3講のご感想から、どのようなクリニックでもスタッフマネジメントにご苦労されていることがよくわかります。

女性の院長先生の場合はうまくいっているように見えるとのことですが、そうとも限りません。

性別のギャップの他に、世代間、雇用者・被雇用者間などの意識のギャップがあります。

この課題は多くの開業医、企業の経営者の方々が言われているように永遠のテーマだと思います。

子供を産み育てていくように、クリニックを開院し育てていくという意識を持つことが大切だと感じます。

この講座は全6講座です。

講座の内容については以下でご確認ください。

クリニックを開院するための経営講座・入門編

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