新型コロナウィルス院内感染対策について(4月17日更新)

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

新型コロナウィルスの感染は予断を許さない状況です。

今後はクリニックにも感染の疑いがある患者さんが来られる可能性が高くなってくると思います。

くれぐれも感染対策をされ、心身の健康にお気をつけください。

これまで、私のクライアントの院内感染対策をお伝えしてきましたが、その後も新たな対策を継続してうたれています。

情報をいただきましたのでシェアさせていただきます。

この先生の感染防止に対する考えは、「すべての患者さんが感染していることを前提に対策を打つ」ということです。

こう覚悟を決めると自ずとどうすれば良いのかが見えてくるのかもしれません。

また、様々な医療用品が不足していますが、代用品を活用することで感染対策に役立てることも可能です。

皆様のクリニックでも様々な対策をされていると思いますが、先日の情報とともにご参考になりましたら幸いです。

以下今回(4月17日)にお伝えする情報です。

スタッフ全員で、テント診察室設営の訓練

いざというときのためのテント診察室 患者さんとの間にビニールシート設置

入り口の前に無線インターフォンを設置 熱のある患者さんを隔離

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無線インターフォン クリニック内

常にビニールエプロンとアイガード(花粉症用メガネ)を

患者さんとの間にアクリル板を設置 ビニールエプロンも

靴の消毒用マット

消毒液噴霧器(次亜塩素酸、ガーデニング用)

駐車場の車の中で待っていたいという要望が多く、呼び出し用機器を導入

舌圧子は一つずつ袋に入れて廃棄

フェイスガードが不足しているため手作りで作製 OHPフィルムを利用
1. A4のOHPフィルムを用意します。
2. 2穴パンチで穴を開けます。
3. 穴の間をカッターで切ります。
4. 切れ目から不織布マスクの紐を出して出来上がり!

以下4月11日にお伝えした情報です。

すべての診察室で医師と患者さんの間にアクリル板を設置

患者さんに安心感を持っていただくため受付にサーモグラフィーを設置して熱がないことを確認。

お金を紫外線殺菌装置で殺菌。あまり効果はないかもしれないが患者さんの安心のために設置。
受付スタッフが手袋をして、会計のたびにアルコール消毒しているクリニックもあります。

マスクを再利用せざるをえない時に紫外線殺菌装置で殺菌。

このクリニックは(出典元)アメリカ疾病管理予防センター Centers for Disease Control and Prevention:CDC
の資料に基づいて対策を行われています。
以下の資料もご確認ください。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)資料

以下、4月2日にお伝えした情報です。

このクリニックでは以下のような対策を行っておられます。

・午前午後ともに開院時間まで外でお待ちいただきます
・院内の雑誌を撤去
・患者様全員にマスクを着用して頂きます
・手のアルコール消毒を入室前後にしていただきます
・手の触れるところなどの消毒
・患者様一人診察、一人検査ごとに手と聴診器の消毒
・患者さんによっては飛沫防護のためゴーグルを使用
・定期通院の患者様への長期処方(最長60日)
・電話再診
・新型コロナウイルスの診断目的の受診は控えること
・医師、スタッフは一貫してマスクを着用
・感染爆発に備えて野外のテントを設置しシュミレーション
・スタッフの感染防護服の着脱練習など
・スタッフと厚労省、WHO,CDCの情報を共有

その他、手作りのフェイスガードを準備したり、野外テントの中に透明カーテンを設置したりときめ細やかな対応をされています。

積極的に新型コロナウィルスの患者さんを診療するわけではありませんが、疑いのある方が受診された時のために万全の対応を考えておられます。

防護服着脱訓練

手洗い(ポスターで啓蒙)

手洗い(入る前)

密接な会話を避ける!(透明のアクリル板を受付に設置)

換気(窓を開ける)

手洗い(自動手洗い、花粉症用ゴーグル)

手洗い(ペーパータオル)

手洗い(帰る時)

また以下の動画もアップさせていただきます。
ご参考になりましたら幸いです。
「医療機関でのコロナ対策を感染症指導医に指南していただきました」

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