ドクターよろず相談所

医療法人

これで医療法人の意味があるのか?

投稿日:2009年03月26日/最終更新日:2018年08月19日

ある開業医の先生のクリニックにおじゃましてきました。すでに医療法人を設立されている先生でしたので、法人の活用方法等のご質問がおありになるのではないか・・・と考えお話をおうかがいしました。

が、予想に反して患者さんの増加はどのようにすればいいと思う?というご質問をいただきました。いろいろとお話をしているうちに、先生にはご自分で考えておられる方法があり目処もたっておられるようで一安心でした。(自費診療を向上させる方法でした)

その中で、医療法人の売上げが5,000万円を切っているというお話を聞きました。疑問に思い、何故医療法人を設立されたのですか?とお聞きしたところ、医療法人制度が変わるので駆け込みで作ったんだよ・・・とのこと。以前から収入は逓減してきており、5,000万円を切るかどうかの数字だったとのこと。先生!それでは何のために医療法人を設立されたのですか?と言いたいところをぐっとこらえていました。保険診療が年間5,000万円未満でしたら概算経費が使えてその方が有利なことが多いのに・・・

実はこのようなケースは少なくありません。地域によっては診療所を開設するのと同時に医療法人設立の申請ができるところもあり、実際最初から医療法人としてスタートしている診療所も見受けられます。ただこの方法は、当初から相当の収入が確実に見込める場合や複数の分院や介護施設などを展開する計画がある場合などを除きあまりお勧めではありません。実際、医療法人を設立してながら何年経っても収入が5,000万円に到達できず、意味のない状態になっているケースも見受けられます。

これから医療法人を設立される計画をお持ちの先生方へ。一人のアドバイザーだけではなく、複数の方の話をじっくり聴かれた上で決断をされることをお勧めいたします。

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