【今日の質問】来年度の税制改正で医療法人の法人税率が下がると聞きました。節税のために加入している生命保険は解約したほうがよいのでしょうか?【答え】はコチラ⇒

医療法人の理事長先生からのご質問です。

ご自分の退職金積立を目的とした生命保険に加入されています。

医療法人の税率が下がると意味がなくなるのではないか?解約をしたほうがよいのでしょうか?

というご質問です。

【答え】

現在の医療法人の利益、生命保険の種類や返戻率、生命保険の加入目的などを考慮に入れて総合的に判断してください。

今回の改正で医療法人(中小法人)の法人税率は以下のようになる予定です。

現行     30%    年800万円以下 22%(18%)

改正案   25.5%   年800万円以下 19%(15%)

*現行( )内 平成21年4月1日から23年3月31日までに終了する事業年度

*改正案( )内 平成23年4月1日から26年3月31日までの間に開始する事業年度

*法人税に法人住民税、自由診療には事業税が追加されます

預金や現金で資産を保有していると、税金を差し引かれたお金が医療法人に残ることになります。

現在の医療法人の利益額、加入している保険のタイプなどを確認して、預金や現金と比べてどちらが多くお金が残るのかを確認しましょう。

預金・現金の方が有利な場合には生命保険を解約してもよいでしょう。

ただ、注意点があります。

生命保険の種類によっては解約をすると利益が発生し、課税をされる場合があります。

また、生命保険加入の目的は節税だけではなく、万一の時の保証を得ることも大事です。

生命保険が無くなってしまうと、リスクカバーが出来なくなる恐れもあります。

これらのことを総合的に判断し、解約するか保有するかを決めてください。

*改正案は現時点では決定したものではありません。判断は改正案が確定してからにしましょう。

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