クリニックの雰囲気は何で決まるのでしょうか?その答えは・・・

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

これまでクリニック経営のお手伝いをさせていただく中で、様々な課題のご相談をいただいてきました。

その中でもっとも難しい課題の一つは、良い雰囲気のクリニックを作るということです。

スタッフの方々が明るく前向きに働き続けることができる環境を整えることは、本当に難しいことで、私もどうすればいいのだろう?と悩みながら課題と取り組むこともむこともしばしばです。

私も経営者ですので、院長先生のお悩みはよくわかるのですが、気になることもあります。

ご相談いただいた院長先生のお話をお聞きすると、

「あのスタッフのこんなところが問題だ・・・」

「このスタッフの能力がなかなか上がらない・・・」

「あのスタッフさえいなければ・・・」

などと悩んでおられることが多いようです。

もちろん、スタッフにも問題があることは事実なのですが、

「このような状態になっているのは自分自身にも何か問題があるのではないか・・・」

ということをお聞きしたことはあまりないのです。

ご本人はそう感じていても口に出されていないだけかもしれませんが・・・

私はこのような状態だと、課題の解決は難しいな、と感じることがよくあります。

院長先生もクリニックの構成員の一人であり、その組織がどのようになるのかは院長先生が及ぼす影響がもっとも大きいからです。

私がなぜこのように考えるようになったのか。

それは、過去に勤務していた時代に組織のトップが代わることで劇的な変化が起こることを数多く体験してきたからです。

ある大手企業に勤めていた時のことですが、その会社では定期的に人事異動があり、支店長や部門長が数年ごとに入れ替わっていました。

そして、そのたびに構成員は変わらないにもかかわらず、組織の雰囲気に大きな変化が現れたのです。

この経験から私は、

「組織はトップで決まる」

ということを学びました。

これは勤務されたことがある先生方も実感されたことがあるのではないでしょうか。

そして、このことはクリニックという組織でも例外ではありません。

大企業と違うのは院長先生というトップを入れ替えることができないということです。

では、組織を変えるにはどうすればよいのか。

それは、院長先生ご自身が変化することです。

どのように変化するのかはケースバイケースですが、とにかく変わらなくては組織は変わりません。

人を変えることはできないが、自分を変えることはできる、とも言います。

クリニックという組織をよくするためには、まず自分が変わるということも意識してみていただければと思います。

このことは口で言うのは簡単ですが、行うことは容易ではありません。

人は自分自身のことはよくわからず、「自分は正しい、相手が間違っている」と思いたいからです。

事実、私自身も数年前まで自分の状態をよく認識できておらず、現状の自分が正しいのだと変化することを頑なに拒んでいた時期が長く続いていました。

しかし、第三者の視点で様々な指摘をいただき、少しだけ自分を変えることができました。

現在の自分があるのは、その指摘をいただいたおかげだと思います。

もちろん、今が終わりではありません。

これからも様々な気づきをいただきながら、変化し続けられるよう心がけていきたいと思います。

私に様々な指摘をいただき、気づきを与えていただいた方と同じように、私自身もクライアントのサポートをさせていただいています。
詳しくは以下をお読みください。

院外経営幹部採用のススメ

院外経営幹部採用のススメ その3

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