クリニックの増患は小売・サービス業に学ぼう

最近本屋さんに行くと、店員さんが自分の感想を手書きで書いていることが多くなりました。

店員さんの肉声が伝わってきて、思わず買ってしまうことがあります。

忙しい時にはアマゾンで本を買うことも多いのですが、その時も書評で評価が高いと思わず購入をクリックしてしまいます。

先日、レストランに行きましたが入口にスタッフの方が書いたお客様への思いやりあふれる文章が掲示されていました。

こんな文章が書けるのは、お店の雰囲気が良くてスタッフの方々が活き活きと働いているからだろう。きっと料理もおいしいにちがいない・・・などと考えてしまいました。

街を歩くと、あちらこちらでこんな工夫を目にします。

不況の中、少しでもお客様に自分を知ってもらおう、身近に感じてもらおう、選んでもらおうと必死の努力をしています。

クリニックで患者さんを増やそうと考えた時、これらの努力は大きな参考になるのではないかと思います。

患者さんは先生・スタッフの方々が考えているよりもクリニックのこと、先生のこと、スタッフのことを知りたいと思っています。

院内掲示やホームページ、クリニックニュースなどでどんどんクリニックや自分たちのことを患者さんに伝えてみてはいかがでしょうか。

まめな先生でしたら、日々の出来事や感じたことなどをブログに書いてみてもいいかもしれません。

患者さんはきっとフレンドリーな気持ちを持ってくれるのではないでしょうか。

口コミで新しい患者さんが増えるかもしれません。

個人クリニックではコストをかけなくても小さな工夫の積み重ねで患者さんを増やすことも可能です。

診療の品質や、患者さんへの対応、クリニックの雰囲気をよくし続けることが第一であることは言うまでもありません。

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