医療業界で有名なコンサルタント、企業のサポートを受けても患者数が増えない

ドクター総合支援センターの近藤隆二です。

このところ、クリニックを開院してもなかなか患者さんが増えないというご相談をいただくことが増えました。

お話をうかがうと、開院して何年経っても損益分岐点に到達するだけの受診がなく、どうすれば良いのかわからないというケースが多いようです。

このようなご相談を受けた時に、開院を手伝ってくれた方は誰なのか、ホームページを制作してくれた会社はどこなのかを聞くことがあるのですが、

医療業界で古くから仕事をしている信頼出来る開業コンサルタントや、医療業界で数多くのホームページ制作の実績がある会社に手伝ってもらった・・・

との、答えが返ってくることがあります。

こんな時、私はいつも

「でも、成果が出ていなければ信頼できないし意味がない」

と思ってしまいます。

ある受診数が増えず困っているクリニック(ホームページを通じての来院割合が著しく低い)のホームページを制作した会社をチェックしてみると、

そこには

「医療機関へ患者を集める(集患・増患)ためのサービスを行っているスペシャリスト集団」

「1,000件を超える医療施設のホームページを集患・増患ツールとしての最高峰へと導いてきた」

などという言葉が並んでいました。

これでは看板に偽りありですね。

もちろん、患者さんに来ていただくのは容易ではなく、すぐに成果が出ないことがあることもわかりますが、これはギャップが大きすぎます。

長く仕事をしている、多くの仕事をしているということはその人や会社の力や信頼性を判断する一つの基準だと思いますが、それだけで判断することは危険です。

その他に品質という基準も併せて持つようにしましょう。

開業コンサルタントであれば、開院サポートをしたクリニックのその後の状況など、ホームページ制作会社であれば開院した後にホームページを通じての受診数がどのように推移しているのかなどを事前に確認する必要があると思います。

そのような問いに誠意を持ってきちんと答えられない会社は要注意です。

極論を言えばホームページには何でも書くことができ、実態と大きく乖離していることもあるということを認識してサポートを依頼する人や会社を選ぶようにしましょう。

そして、クリニックの経営をうまく行うために最も重要なことは、院長先生自身が経営を学び、自分の考えを持ち、自分で判断・行動をするということです。

もちろん、自分一人ですべてを判断・行動することはできませんので、信頼出来る専門家や会社を慎重に選びサポートをお願いするようにしましょう。

あくまでも経営者は自分で、最終的な責任は自分が取らなければならないということを忘れないようにしてください。

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